コード進行の定石

ブルース12小節進行
キーをCとしますと、C×4(小節、以下同) + F×2 + C×2 + G×1 + F×1 + C×2 = 12小節、になります
曲中は、上記の進行が繰り返される、と
ブルース進行、の大原則でしょう
大定番

この人に憧れて
を買ったのは良い思い出

Ⅰ、Ⅳ、Ⅴのスリーコード、スケールは、キーの(ナチュラル)マイナー一発でも、コード進行に合わせそれぞれのコードスケールでも、気が向くままに、、でいいんでないでしょうか あ、各コード(特にキーとⅤ度)は7thという解釈かもです
前述の♭3とか♭5がソロで聴こえます、6度(G音)もありですね おなじみのバッキングリフは5度→6度だったりしますし


ブルース進行は、派生として、2小節目がⅣのコードだったり、12小節の後半部分がⅤのコード(後述のドミナントモーション)ってのも定石
ワンコードもあり、2コードもあり、、 ロックの基本がこれほどフリーダムなのは、、
8小節進行とか、ジャズブルースとかはググってください、、


ドミナントモーション、
定番です
キーから5度のコードにいると、スムーズにキーに移行が可能、5度のコードを7thにすればよりスムーズ
終止感を持つキーのコードに落ち着くので、様々に多用されますが

A、D、E、F#だけでこれだけの曲が出来るのはすごいかも
ソロはひねりが利いてます Dm→A

サブドミナントマイナー
メジャーキーにおいて、キーから4度のコードをマイナーにすると(キーCメジャーでFをマイナーにする)、哀愁が漂うんだな、これが
これはスケールの項も再度見てください
参照
Lawdy Miss Clawdy (Remastered)



クリシェ
コードの構成音が半音ずつ進行していく
以下の楽曲の進行に著名、ギターのフォームはそら厳しいです
押弦のフォームが変化するんですもの





隣接コードへ移動、
進行している任意のコードから、隣接したルートへのコードへは自由に移動が出来ます
以下

サビ前でEsus4→Fsus4へ半音移動でサビ(のキー)は半音あがる、、と
曲の進行として非常にスムーズな流れの演出かと

サビまでC、サビでA、ソロはA→Amの解釈でいい はず


こちらもBメロ前でEからFにスムーズに移調 かっこいいわ、、


キーからはどこでへでもゴー
楽曲の進行の中でキーのコードに戻ると、そこからはダイアトニックコード(キーにそったスケール音で構成されるコード群)にとらわれず自由に移動が出来ます

サビ前でEsus4→Fsus4になって、サビは半音あがったB♭、と

セオリー無視

無理矢理、代理コードやなんかで説明出来ない事は無いのかとも思いますが、作ってる本人は絶対にそんな事は考えていないだろう、、と
理屈も大事ながら、コードとメロディーの調和(とバンドのアンサンブル)が如何に大切か、ということを知らされますです


他多数あり、、